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春ねむりワンマンライブ「ぼくを最終兵器にしたのはきみさ」ライブレポ

9/20には後藤まりことのポップな共作マキシシングル「はろー@にゅーわーるど / とりこぼされた街から愛をこめて」を発表した春ねむり。彼女の(「無銭」以外では)

初のワンマンライブ「ぼくを最終兵器にしたのはきみさ」が開催されました。

ステージにはVJの映像と彼女とロックンロールだけ。ストイックでラウドででもチャーミングな彼女のライブの世界観を少しだけお伝えします。

TEXT: 岡久克彦 (tempodeamor)
/ PHOTO: セト ケンタPentagon2044(Cover含) 、マオ sunset__sky_

7月のインタビューもあわせて。

[「音楽」そのものになりたい] 春ねむり・「アトム・ハート・マザー」インタビュー
https://netmover.jp/archives/2017/06/29/15793

10/26 東京・武蔵野公会堂ホール(吉祥寺)にて、春ねむりのワンマンライブ「ぼくを最終兵器にしたのはきみさ」が開催された。

春ねむり

PHOTO BYマオsunset__sky_

まず、オープニングでは彼女が主題歌「kick in the world」を担当した15分のショートムービー「; the eternal /spring」が上映された。

「チケット代金を払って見に来てもらう」のは初のワンマンライブ、

「会場内での飲食は禁止です。お菓子も禁止です。最悪バレないようにしてください」

という本人の影アナから暗転し、静寂の中からいつもの1MC 1DJではなくひとりだけでの登場。1曲目はデビュー作「さよなら、ユースフォビア」から「怪物」を披露。ステージは彼女とHumungas i_am_glasses によるVJだけの空間だ。

春ねむり

PHOTO BYセト ケンタPentagon2044

続いて「深いビートに潜ろう」の言葉から「東京」
デジタルノイズの鳴り響く中から「とりこぼされた街から愛をこめて」
後藤まりこのリリックビデオとはまた違った、この日の為に作られたHumungasによるリリックモーションをバックに、彼女はステージに花びらをまき散らす。

いつものライブハウスとは勝手が違う、席のあるホールコンサートということで、少しおとなしめの観客を、

あまりに静かすぎてみんな死んでるんじゃないか、と思った。

と、いじる春ねむり。
 

(このワンマンに関して)すっごくいろんなこと考えて楽しかったんですけど、緊張しすぎて震えも蕁麻疹も止まらないっていう(笑)状態。
でも音が流れたらそこはわたしの時空間だから。多分わたし音楽に愛されてるんだろうな、って確信を得ました。
「ぼくは最終兵器」は最終兵器になりたい、と思って書いた曲なんですけど、この1年いっぱい歌ってきて、(最終兵器に)なってしまったんだな、と確信を得た瞬間があって。わたしにしか歌えないし、わたしが一生この歌を歌えるって今思ってるので、皆さんの前で歌えて嬉しい。

と語り、代表曲の「ぼくは最終兵器」、続けて「zzz」の生バージョン、「SAYONARA BABY PINK」とセカンドアルバム「アトム・ハート・マザー」収録曲を順に歌った。

春ねむり

PHOTO BYマオsunset__sky_

再び静寂の中、ポエトリーリーディング〜相対性理論の「バーモント・キッス」のアカペラから、「ずっと広い所で演りたかった」と語る、24歳で夭折したポエトリーラッパー不可思議/wonderboyの「世界征服やめた」のカバーへ。


ワンマンライブということで、武蔵野公会堂は春ねむりファンしかいない空間。彼女も

この夜は一瞬なんですけど、いつもの刹那的なベクトルとは違う。

と、感じていたよう。

そこからヘビーなギターが鳴り響く「今日のために持ってきた」新曲。ラップというより「叫び」といったほうがいいかもしれない。そして、再び「さよなら、ユースフォビア」収録の「青い春」「ゆめをみている」を披露し、彼女は一度退場。

ポエトリーリーディングの映像をはさみ、「アトム・ハート・マザー」収録の「いのちになって」のピアノリフと共に、客席後ろから再び登場。観客の前、ひとりひとりに花びらをまいていく。

春ねむり

PHOTO BYセト ケンタPentagon2044

間髪入れずにこれも分厚いギターリフの新曲。彼女の言葉を聞き漏らさないようにじっくり聴いていた客席もこれでヒートアップ。クラップを返し始める。

ライブも終盤、

来てくれた人、本当に本当に本当にほんっとうにありがとうございます!
最終兵器になってしまった瞬間、確実にここだという瞬間がいくつも点で存在していて、ひとつに決めることは難しいんですね。でも確かに言えることは、わたしを最終兵器にしたのは、君たちひとりひとりだということ。
本当になってしまったから、ずっと本当でいなければならないと思うし、本当じゃなきゃ音楽は嘘だから。ずっとちゃんと音楽でいる、自信だけはあるので、わたしを信じてくれていいよ。

のMCから「ぼくを最終兵器にしたのはきみさ」で始まる「アンダーグラウンド」へ。

「ロックンロールは死なない」って叫ぶみなさんのその一言一言には全部違う色があって、わたしの信仰みたいなものとみなさんの出す音が、合わさって今日ここにしかないシンフォニーが産まれる瞬間がすっごい好きなんですよ。だから最初から全力で来て下さい。

と促され客席は総立ちとなり、最後の曲「ロックンロールは死なない」が始まる。

春ねむり

PHOTO BYセト ケンタPentagon2044

彼女の絶叫と観客のチャントが確かにシンフォニーになり、

音楽の中で会えて本当によかった。

の言葉を残してライブは終了した。

春ねむり

PHOTO BYセト ケンタPentagon2044

アンコールで再びステージに戻った彼女は、

マジ生活させてもダメだし、喋ってもダメ。音楽の中で会えて本当によかったって思うんですよ。
めんどくさいって言われる性格をしてるんですけど、そんなめんどくさいとことか、ダメなところも、音楽を作る上ではたまに役に立ったりして(笑)。(めんどくさいって)言われるたびに「消えたい」って思うんですけど、そうならなくてギリギリ済んでるのは、音楽のおかげ。それをみなさんが見に来てくれて本当に嬉しい。

と語り、感極まって涙を流した。

演奏では一転、「; the eternal /spring」の主題歌である「kick in the world」と、歪んだギターが鳴り響く新曲の、激しいシャウトのパフォーマンスでアンコールは終了。90分に渡ったワンマンライブの幕が閉じた。

春ねむり

PHOTO BYマオsunset__sky_

なお12/10(日)、1/10(水)、2/10(土) には春ねむり企画ライブ「冬の大三角」がそれぞれ、中目黒・新宿・下北沢にて行われる。

    10/26 武蔵野公会堂ホール 春ねむりワンマンライブ「ぼくを最終兵器にしたのはきみさ」セットリスト

  1. 怪物
  2. 東京
  3. とりこぼされた街から愛をこめて
  4. ぼくは最終兵器
  5. zzz
  6. SAYONARA BABY PINK
  7. 世界征服やめた(カバー)
  8. 新曲
  9. 青い春
  10. ゆめをみている
  11. いのちになって
  12. 新曲
  13. ロックンロールは死なない
    1. アンコール

    2. kick in the world
    3. 新曲
2017.12.10(日) @中目黒solfa

春ねむりpre. 冬の大三角 「Wassup dawg?」

OPEN 17:00 / ADV 2,000yen(+D)

act
春ねむり
校庭カメラギャル
KMC
Bambi
雲のすみか
ヤブコウヘイ(YAV)
and more...

イベントオフィシャルHP
http://www.diffusy.com/wassupdawg

チケット予約フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeDWGOV-EjKehuZoA6ot10mFCwhmE_5WLVzhm9fTowQVUO2og/viewform

 VIDEO (KILLED THE RADIO STAR)

COMING UP (LIKE A FLOWER)

http://xn--n8jzb3a1b4f.com/#news

春ねむり

春ねむりのアーカイブ
https://netmover.jp/nm-archives/593eac7bc7513f673aecc2c0

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